ネクステージ松阪店新築工事、店舗兼商業施設、S造・鉄骨造の左官工事
こんにちは、メイクプラスターの荻野です。
今回は総合建設業様からの左官工事事例をご紹介致します。大手中古車販売業、ネクステージ様が三重県松阪市に総合店を新規出店をされました。
鉄骨造の商業施設店舗、新築工事に伴う左官工事です。敷地面積15000㎡・建築面積1500㎡の規模でした。あまり皆様には馴染みがないように思われますが、このような建築物にも左官工事が必要なのです。コンクリートを使う建物であれば、殆どが左官工事は必要となります。
どのようなところに左官の技術が必要なのか、これから順に工事の進捗状況と合わせ、ご紹介させて頂きます。
こちらは、看板の基礎鉄筋が組み立てられた状態で、上部の画像のよう大きな看板があります。この看板を支える鉄骨の基礎部分を平らに均す作業です。
こちらも建物本体の鉄骨を支える為の基礎部分を平らにします。ちなみに我々の業界用語ではこの作業を、「鉄骨まんじゅうモルタル」と呼称しています。
以前はモルタルを饅頭のような形に仕上げるために呼ばれ始めたのかどうかは定かではありませんが、業界用語の一つであります。
予め監督さんが設計図面に基づいた高さに合わせたボルトが中心にあります。そこを中心に枠をセットします。
枠を中には専用のモルタル、レベリング性のグラウド材をゆっくりと流し込みます。
以前はモルタルを使い、乾き具合を見計らって何度も高さを調整していたのですが、最近では新建材のおかげで流し込むだけで自然に平らになる材料があります。
こちらはその後数日間経過して鉄骨工事業さん達によって鉄骨柱が建てられて状態です。
こちらは整備工場の地下部分になる部分にコンクリートを流し込み、平らにして仕上げた直後の状態です。
こちらはスチール製の扉です。この種建築物にはアルミ製の扉ではなくスチール製の扉が多く使われます。
扉の下部分にモルタル(セメントと砂)を詰め込み頑丈にします。
1階部分の床、コンクリートの土間を打設(流し込む)前の状況です。
打設後数日経過すると下記のような白い状態なります。
私ども以外にもたくさんの工事業者さん達が従事する工事です。色んな部分にマーキングがされています。
こちらは整備工場の床、タイル張りにしている状態です。ネクステージ様では整備工場までもタイル張りで仕上げおしゃれにしています。
今回はここまでにして次回また続きをご紹介したいと存じ上げます。
ご覧のようにこのような建設工事でもセメントをふんだんに使います。そのセメントを扱うのが私どものような左官工事業者なのです。サイト内の実績等でもご紹介しておりますように、弊社は元々総合建設業様、工務店様の下請け工事が生業です。もしこのような建築物の工事で、左官工事業者の事でお困りでしたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。