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ルーバータイプの目隠しフェンス 高尺でも風が通る通風スクリーンの施工事例

高さのある目隠しが欲しいけれど風は通したいというご相談が増えています。

 

今回は通風と目隠しを両立するルーバータイプの高尺フェンスを採用しました。

 

既存の生け垣の手入れ負担を軽減しつつプライバシーを確保した施工事例をご紹介します。

 

STEP 1 お悩みとご要望

スタンプコンクリート職人のメイクプラスター荻野です。

お客様の敷地はツゲの生け垣で囲われていました。

剪定や枯れの対応に手間がかかるというお悩みがありました。

施工前の外観写真 生け垣が残る既存状態
施工前の外観です。
既存のツゲの生け垣の様子
生け垣の維持管理に手間がかかっていました。

STEP 2 ルーバータイプを選んだ理由

外からの視線はしっかり遮りたいというご要望が第一でした。

中からの見え方や採光や通風や防犯にも配慮が必要でした。

そこで通風ルーバーの高尺タイプを選定しました。

通風目隠しルーバーフェンスの外観 高尺タイプ
高尺でも圧迫感を抑えやすいルーバー構成です。
ルーバーの羽根形状のディテール
羽根の角度で視線を遮り風を通します。

STEP 3 基礎と取付のポイント

高尺フェンスは基礎と柱ピッチが安全性の要です。

倒壊や破損のリスクを抑えるため現場条件に合わせて支持方法を選びます。

今回は既存のコンクリート塀を活用しコア抜きで柱を設置しました。

柱間隔は九百八十二ミリ以内に設定し穴深さは百八十ミリ以上を確保しました。

フェンス施工中の様子 ルーバーパネルの取り付け
パネル取り付け工程の様子です。
既存コンクリート塀のコア抜き状況
既存塀にコア抜きして柱を立てる方式です。
柱の設置状態 モルタル充填の様子
孔に柱を建てモルタルで充填して固定します。

STEP 4 完成後の見え方と効果

視線はしっかり遮りながら風は抜けます。

庭側の明るさと安心感を両立できました。

完成後の通路側から見た外観
通路側からの視線をしっかりカットします。
角部の仕上げ コーナー納まり
端部カットとコーナー仕様で納まりよく仕上げています。
ルーバーの角度で通風を確保する様子
ルーバーが風を通し熱がこもりにくい構成です。

STEP 5 商品と施工の仕様

商品名はリクシルトエックスのハイスクリーンフェンスエー型です。

タイプは通風目隠しタイプです。

仕様はフリーポールタイプです。

カラーはシャイングレーです。

規格はティー十四です。

完成後のディテール ルーバーの重なり具合
製品ディテールの重なりが視線をカットします。

施工内容は植栽撤去と処分です。

柱間隔は九百八十二ミリ以内です。

コンクリート基礎は穴あけとモルタル詰めです。

端部カットとコーナー仕様で納めています。

完成全景 フェンスラインの連続性が美しい外観
連続するラインで外観がすっきり整いました。
完成後の別角度 通風と目隠しのバランス
通風と目隠しのバランスが取れています。

メイクプラスターは左官と外構の一貫施工で基礎から取付まで責任対応します。

 

敷地条件が難しいケースもまずはご相談ください。

 

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