ひまわりを立体造形で見せかけた工事事例
こんにちは、スタンプコンクリート職人・メイクプラスターの荻野です。
アパートマンションでの建物名称看板への施工事例です。
「ひまわりを造って頂けないか」と言うご依頼内容は、元請けの設計士様と、営業担当者様からのご要望でした。
こちらの建設会社様では、通常よく使われる名称看板でのデザインの多くは、化粧ブロック仕上げや、タイル・レンガ張りの仕上げが多いのですが、このような既製品では何かと困難な場合、モルタル造形でのオーダーメイド的な工事をご依頼頂くケースがございます。
各種詳細な工事の順序や工程についてですが、基礎はコンクリートブロックを積み上げ、下地調整塗りを行い、セメントモルタルで造形していく流れです。最後の着色はエイジング塗装で行いまして完成となります。
名称文字は、銅色のアイアンサインを使って、浮き文字風に見せかけるので、輪をかけて立体的に表現されています。
セメントモルタルやコンクリートブロックを使うメリットは、劣化抑制・外部からの耐衝撃や耐久性を伴う耐用年数、塗装工程との相性も良いので、採用される基準の一つでもあります。
『ジラソーレ』とはイタリア語でひまわりと言う意味です。
このような立体造形物は、市販製品・メーカーでの注文製造も可能ですが、弊社の得意とする左官工事の技術としての工事が可能ですので、もしこのような立体造形物やオブジェを、デザイン要素のプランとしての検討がおありでしたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ