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落語・歌舞伎で主人公を演じた左官職人

今年は「お伊勢さん」の式年遷宮、20年に一度の大祭が行われます。

 

そんな節目の年に、ふと20年前の桜咲く頃を思い出しました。

 

あの頃、私は東京で左官職人の修行中。ある日、先輩からこんな話を聞いたのです。

 

「おい、知ってるか?歌舞伎や落語にも“左官屋”が登場するんだぞ」

 

気になって調べてみると、歌舞伎や落語には「左官の長兵衛」「左官長五郎」といった演目があり、波乱万丈に生きた左官職人が主人公として描かれていることを知りました。

 

そして今、銀座の歌舞伎座が新しく生まれ変わり、ニュースで連日話題になっています。


あらためて、日本の伝統芸能って奥深いものだと感じます。いつかじっくり観に行きたいものです。

 

思えば、22年前の今頃、私は学生生活を終えて東京の左官屋さんへ丁稚奉公、社会人としての一歩を踏み出した時期でもありました。

 

当時は正直、歴史や伝統芸能なんて遠い世界の話。


でも、あれから20年以上、東京や関東の現場を転々とし、地元に戻り、様々な工事関係者と共に現場を経験し続ける中で、昔の話も自然と重みを感じるようになりました。

 

気がつけば、事務仕事もパソコン・スマホが当たり前の時代。


あの頃は百科事典並みに大きかった携帯電話を、今や誰もが薄くて多機能なスマホで持ち歩く時代です。

 

私自身も車で現場を回りながら、桜の季節になると、あの淡いピンク色の花とともに、新社会人の姿が目に映ります。


桜と重なるその姿は、なんだか爽やかで、自分ももっと頑張ろう、そんな気持ちにさせてくれます。

 

新たな環境でスタートする皆さん、一緒に世の中のために前に進んでいきましょう。

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