砕石だけではダメ?|駐車場や仮設スペースで失敗しない「転圧」の重要性
砕石だけではダメ?失敗しないための「転圧」の重要性とは
「砕石だけ敷けば駐車場になるでしょ?」
「転圧って本当に必要なの?」
そんな疑問にお応えします。
砕石敷きは一見カンタンに見えますが、“転圧”をしないと、後々トラブルになりがちです。
このページでは、砕石を敷くだけの整地と、しっかり転圧した整地の違いを、失敗例や写真を交えてわかりやすく解説します。
砕石を敷くだけの整地、なぜダメなのか?
- 車を停めるとタイヤが沈む
- 雨が降るたびデコボコになる
- 石がズレて歩きづらい・見た目が悪い
このように、砕石をただ敷いただけでは、数日〜数週間で使いにくくなってしまいます。
「転圧」とは何をする作業?
転圧とは、プレートコンパクターなどの機械を使って地面を締め固める作業です。
砕石同士が密着し、ガッチリと固まることで「車が沈まない・歩いても沈まない」状態になります。
地盤が安定すると、雨でぬかるんだり石が散ったりすることも起こりにくくなります。
よくある失敗例(転圧していないケース)
- 車が通るたびにタイヤ痕が沈む → 毎回位置がずれて見た目が崩れる
- 雨で砂利が流れる → 再整備が必要になる
- 雑草がどんどん生える → 防草シート併用なし・転圧不足で浮きやすい
転圧済みの仕上がり例
転圧をしっかり行えば、砕石の密度が高まり、
- 車が沈まない
- タイヤの跡がつきにくい
- 砕石が散らばりにくい
- スッキリとした見た目を維持できる
砕石だけと転圧ありの比較表
項目 | 砕石のみ | 砕石+転圧 |
---|---|---|
地盤の安定性 | 不安定、フカフカしやすい | ガッチリ固まって安定 |
見た目 | 凸凹しやすい | 締まってスッキリ |
使いやすさ | 歩きにくく、石が動く | 歩きやすく、タイヤも沈まない |
耐久性 | 短期間で再整備が必要 | 数年単位で維持可能 |
DIYでもできる?転圧のやり方
小規模であれば、ホームセンターなどでプレートコンパクターをレンタルして施工することも可能です。
ただし、大型車両の出入りや面積が広い場合は、専門業者に依頼した方が仕上がりも耐久性も安心です。
まとめ|砕石+転圧は“必須セット”です
砕石を敷くだけでは「それっぽく見える」だけ。
実際に車を停めたり雨が降ったりすると、すぐに不具合が出るケースが多いです。
しっかり締め固める“転圧”を行うことで、砕石本来の効果が発揮されます。
安く・手軽に・でも後悔しない整地をしたい方は、ぜひご相談ください。
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