DIYでコンクリート塗料を塗った、駐車場塗装を剥がした施工事例&動画
鈴鹿市
こんにちは、スタンプコンクリート職人、メイクプラスターの荻野です。
土間のコンクリート塗装剥がれに困られてたお客様の工事事例です。
築10年経過のお施主様のご自宅ですが、そもそも10年前の新築外構工事の土間コンクリート仕上げ自体が、色ムラだらけの状態でした。
その後、コンクリート補修専門業者さんでコンクリート打ちっぱなし風に塗装されましたが、それもまた残念な事に剥がれてきたので、とうとうお施主様がご自身で塗装、DIYで塗装されました。
しかし、専門家の私からすれば、どうしても素人様のDIY施工です、数年もすれば要所要所剥がれてきても仕方がありません。そして、どうすれば剥がせれるのか、剥がせる方法は無いのか悩んだ挙句、弊社にご相談を頂きました。
当初は、新たに色を付けるソックリート工法での検討もされてたのですが、実際に現地調査しながら、ご要望等を生でお聞かせ頂き、お話し合いした結果、塗装面だけを剥がす工事だけにご決断されました。
ソックリート工法はどちらかと言えば、デザイン性をお求めの方には良いのですが、わざわざ費用と時間をかけてまでする事もございません。
現状を何とかしたい、見苦しく酷い状態だけを何とかしたい方には、新設時のコンクリートの状態にまで戻す現状回復だけで良いと思います。
ホコリや塵も飛散するので、吸引機も使います。
費用が掛からない理由は、ご覧のように剥がすだけですので、お時間も日数も掛かりません。
電動工具を使って塗装面だけを剥がす作業です。コンクリート専用の研磨材があり、電動工具に装着して行う作業です。
最終的に研磨したコンクリートの仕上がり具合、表面状態ですが、これも新設時のコンクリート仕上げに依存しますので、実際に研磨してみないと、我々プロでも解らないのです。
新設時のコンクリート依存をもう少し詳しく述べますと、コンクリート中に含まれる砂や砕石が、どれだけが沈み込んでいるかで、石が削れた鋭利な断面が表す事もありますし、反対に砂だけが表す状態になるので、砂と砕石の配合具合によって変わります。
中々イメージしづらいと思いますが、コンクリートの表面だけを研ぎだすような感じの作業です。コンクリート表面を傷めないのかと思われますが、そこはコンクリートの良い所でもあり、10センチ程度の厚い層になっているので心配ありません。
学問的な観点から言えば、中性化は進みますが、そこは個人様のご自宅で駐車場としてのご利用であり、利便性をお求めになられるので心配は無用です。
いずれしましても、このようにコンクリート面だけを露出状態にすれば、その後、タイル、石張り、塗装、何にでも装飾する事が可能ですので、おすすめします。
動画にて作業の様子もご視聴可能です、音量にはご注意くださいませ。
ご覧のように私どもの工事は、お客様の大切な費用とお時間を掛けてまで工事を請負う事もいたしません、何もおしゃれに綺麗に豪華にするだけではなく、最低限、費用の掛からない現状回復だけのような困り事を解決する工事もご提案させて頂いております。
もしもこのような土間のコンクリートの事でお困りでしたら、是非ともお気軽にご相談・お見積り・お問い合わせ下さませ。