スタンプコンクリートとは?基礎知識から業者選びまで、工事歴33年の現役職人が解説
2020/08/21
石材やタイルの高級感と安価で簡易な施工が同時に実現する工法、デザイン性の高いコンクリート工法の一種、デザインコンクリートでできることから実際の施工内容、メンテナンスの必要性など知っておきたい基礎知識をご紹介します!
目次
- 1 執筆者 プロフィール 記事を書いた人
- 2 スタンプコンクリートとは?変わらない土間の仕上げに、ひと手間工夫をしただけのコンクリート仕上げ
- 3 スタンプコンクリートで彩るデザインバリエーション
- 4 スタンプコンクリートで奏でるデザイン、解決お困りごと
- 5 意外と知らないスタンプコンクリートで作られた有名施設の紹介
- 6 スタンプコンクリートの歴史
- 7 スタンプコンクリートと環境問題
- 8 スタンプコンクリート施工の流れ、工程手順
- 9 スタンプコンクリート施工後のメンテナンス
- 10 スタンプコンクリートの欠点弱点デメリット
- 11 スタンプコンクリートで後悔? それ本当ですか
- 12 スタンプコンクリート、失敗しない為の施工業者の上手な探し方
- 13 スタンプコンクリート施工実績22年 三重県の施工業者【株式会社メイク・プラスター】のご紹介
執筆者 プロフィール 記事を書いた人
みなさまこんにちは。私は左官職人です。これまでに30年以上、お客様の暮らしを豊かにする外構づくりに携わってきました。
荻野 勝幸 (おぎの かつゆき)
株式会社 メイク・プラスター 専務取締役
三重県出身
保有資格:1級左官技能士、1級エクステリアプランナー 登録左官基幹技能者 登録エクステリア基幹技能者
左官工事 外構工事歴:30年以上
スタンプコンクリート工事歴:22年
戸建て住宅から大型商業施設まで国内各所のスタンプコンクリート工事に従事
スタンプコンクリートとは?変わらない土間の仕上げに、ひと手間工夫をしただけのコンクリート仕上げ
一般の方にはまだまだなじみのない用語、「スタンプコンクリート」ですが、言葉の意味は単純です。
土間のコンクリートに、何らかデザイン意匠性を持たせます、じゃあ何でするのかしら? そうなんです、ハンコを使ってデザインする、すなわちスタンプします。
「スタンプ」は、いわゆる「捺印」のこと。「同じハンコを押す・捺印する」行為です。ハンコを押すことを、スタンプするとも言いますね。一枚の紙に、同じハンコを押していけば、同じ模様を簡単につけることができます。
このように、「コンクリートにスタンプの要領で、模様やデザインを転写していく」技法を「スタンプコンクリート」と呼んでいます。
スタンプコンクリートは、他にもさまざまな呼び方があります。
・プリントコンクリート
・カラーコンクリート
・デザインコンクリート
・プリントコンクリート
・ステンシルコンクリート
(※一部は個別の会社によってつけられた商品名というケースもあります。)
そのほか、スタンプのように模様をつける以外の方法でコンクリートにデザイン性を付加する技法もあり、その他の技法も含めて「デザインコンクリート」という総称で呼ばれることもありますが、今のところ「スタンプコンクリート」という名称が最も普及しています。
スタンプコンクリートで彩るデザインバリエーション
「高級感があるエクステリアデザイン」というイメージに、天然石や美しいタイルで舗装されたアプローチやカーポートを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
敷石・自然石・天然石・乱形石・平板石・レンガ・タイル・方形石・コンクリート製平板・インターロッキングの表面模様……。
これまで、こういった舗装材を用いて外構エクステリアに高級感とオリジナリティを出してきました。もちろん、今でも人気の素材であり、わざわざ石の産地を指定されるお施主様もいらっしゃるほどです。
しかし、これらの舗装材は材料自体が高額なものもあり、工事日数もかかるうえ、職人の高い技術力が必要です。新築一戸建ての全体予算を考えるとき、エクステリアに多額の予算を振り向けることは現実的ではありません。
そこで登場するのがスタンプコンクリートです。
スタンプコンクリートでは、天然石やタイルのような模様を模したゴム製の道具「マット」を用いて、コンクリートに型押ししすることで、まるで本物のような質感・色をコンクリートで再現します。
原型のゴム製マットは、実際に本物の敷石や天然石、レンガ、タイルを敷きつめて転写したものです。
スタンプコンクリート専門業者であれば、様々なデザイン、好みに対応できる違いがでるよう、数多くのデザイン模様のゴム製マットを取り揃えています。
「中世のお城のようなレンガ敷きのアプローチ」も、「日本庭園の重厚な敷石風」も、「現代的なタイル張りポーチ」も、すべてスタンプコンクリートで実現可能です!
戸建ての外構・エクステリアのデザインはもちろん、公共施設や商業施設等のランドエスケープデザインとしてもスタンプコンクリートがたくさん取り入れられています。
滑り止めの加工がされたマンション駐車場のコンクリート、自動車・歩行歩道通路、通路階段・デッキなど、広いところでは一気に工事が可能なスタンプコンクリートは特に人気です。
景観をおしゃれに美しく見せるための商材として、今後ますます広まっていくのではないでしょうか。
スタンプコンクリートで奏でるデザイン、解決お困りごと
スタンプコンクリートの「高いデザイン性」をご紹介しましたが、スタンプコンクリートが解決できるのは「安価で高いデザイン性」というご要望だけではありません。
・雑草で困っている、草むしりは面倒、草ボーボーはもう勘弁して!
・大雨がふるたびにぬかるみに水溜りができる……
・砂利のままでの長年放置。砂や泥は玄関にまで運ばれて掃除が大変
・駐車場のタイヤが通る部分の土がえぐれて、わだちができてしまう
そんなお困り事・悩み事を同時に解決するのがコンクリートです。しかし、これらのお困り事対策に、必ずしもコンクリートを使わなければならないわけではありません。
雑草対策であれば防草シートを張る、駐車場であれば、大型機械でしっかりと土圧を掛け、土の空気を締め固めた砕石砂利でも十分問題は解決できます。
しかし、せっかく対策をするのなら、機能性だけではなく、デザイン性・意匠性があり、自分の趣味や嗜好にあったものにしたい……!とお考えになる方が増えています。
インターネットで、たくさんの「実例」を探すことができるようになり、具体的なイメージを見つけることができるようになったことが大きく影響しています。ハウスメーカーをはじめとして、住まいにかかわる各社がそれぞれの趣味嗜好に合わせた豊富な選択肢を用意しています。実際に家づくりを経験された方なら、「何を選べばいいのかわからない」という贅沢なお悩みを経験されたはずです。
ここ十数年で、外装材や塗料の研究開発によって外壁が進化しています。逆に、内装クロスに至っては機能性が付与されるようになりました。開発製造は日進月歩、進化は止まりません。
石やタイル・豪華な敷石・大きな石畳・おしゃれなレンガにカラフルなタイル。これらの舗装材(※敷石・自然石・天然石・乱形石・平板石・レンガ・タイル・方形石・コンクリート製平板・インターロッキングは総じて舗装材と呼ばれます)は、国産製品から海外の輸入品まで、これまでも豊富な選択肢がありました。
しかし、先ほどもご紹介したとおり、これらの舗装材の中には高級なもの、施工が難しいものが少なくありません。
ご自宅のお庭や駐車場、玄関アプローチ通路、エントランス・ご自宅の外まわりを「なにかで固めたい、敷き詰めたい」のならコンクリートが一番丈夫で強くて長持ちします。機能性の面では、従来の「土間コンクリート」だけで充分お困り事やお悩み事は解決できます。
しかし、「機能性とデザイン性のバランス」を考えた時、工事専門家の私はスタンプコンクリートを是非ともお勧めいたします。
現役の現場の左官職人歴28年、スタンプコンクリート施工歴20年の実績をもとに、自信をもっておすすめできる工法です。
意外と知らないスタンプコンクリートで作られた有名施設の紹介
実は、多くの有名施設でスタンプコンクリートが採用されています。
今回は、テーマパークや商業施設、さらには過去に使われた事例も含めて、スタンプコンクリートの活用事例を紹介します。
テーマパーク
スタンプコンクリートは東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンなどの人気のテーマパークで広く採用されています。
これらの施設では、リアルな石畳やレンガ模様を再現し、来場者に非日常の空間を提供しています。強度が高く、デザインの自由度が高いスタンプコンクリートは、テーマパークの雰囲気作りに最適です。
東京ディズニーリゾート様
ユニバーサルスタジオジャパン様
商業施設
三井アウトレットモールや三菱地所・サイモン株式会社が運営するプレミアムアウトレット、さらにはイオンタウンといった商業施設でもスタンプコンクリートが使用されています。これらの施設では、美しい外観と耐久性を守ったスタンプコンクリートが、快適でスタイリッシュなショッピング体験を演出しています。また、スタンプコンクリートの多様なデザインパターンが、来店客に高級感や特別感を提供しています。
三井アウトレットモール様
三菱地所・サイモン株式会社様のプレミアムアウトレット
イオンタウン様
過去
現在閉業、過去には名古屋港イタリア村や東京のヴィーナスフォートでもスタンプコンクリートが採用されていました。
これらの施設では、ヨーロッパの風の街並みや異国情緒あふれるデザインを演出するために使用され、来場者に特別な場所を提供、スタンプコンクリートがいかにも建築施設の雰囲気作りに貢献できる良い例です。
スタンプコンクリートの歴史
日本国内以外、海外でもスタンプコンクリートは多く採用、使われています。
スタンプコンクリートの発祥の地、日本へ商材工法として導入されたのはアメリカ合衆国だと言われています。呼び方も、デコレイティブコンクリート、スタンプドコンクリートとも言われてます。
スタンプコンクリートの歴史や由来については、専門家が詳しく解説した記事もぜひご覧ください。
デザインコンクリート|スタンプコンクリートの歴史や由来について専門家が解説
スタンプコンクリートと環境問題
資源やリサイクル素材を取り入れることで、コンクリートの製造過程においてCO2削減技術が進歩している中、スタンプコンクリートの優れたデザイン性と耐久性を維持しながら、持続可能な施工方法を追求することには課題が残っています。
しかし、当面技術の進歩が完全に未来を否定するものではありません。
持続可能な外構工事の提供を目指す上での大きな課題は、スタンプコンクリートの美しさや耐久性を無視せず、環境負荷をさらに軽減する技術革新です。
その性能が徐々に改善されていますが、標準的なコンクリートと同等の品質を目指すためには、今後の研究開発が課題かと考えております。
スタンプコンクリート施工の流れ、工程手順
「スタンプコンクリートの工事はどんな手順で行うの?」と気になる方も少なくありません。
街中で見かけたことがある!という方がもっと増えるとうれしいです……。
一般的な土間コンクリート工事の流れ
一般的な「土間コンクリート」工事からご説明します。こちらは大きく分けて6つのステップがあります。
- 地盤面の掘削残土処分
地面をコンクリートで覆う場合、そのままコンクリートを流してしまうと当然コンクリートの厚み分、高くなってしまいます。まずは高さを合わせるため、地盤を削って不要な土を取り除きます。
- 下地路盤の整地転圧
ただ地面を掘って高さを合わせただけでは、そのあと重いコンクリートを載せたり、重量のある車を停めたりすると歪みが生じてしまいます。それを防ぐために、下地地面を締めて整地します。こ
- 型枠・鉄筋メッシュ
コンクリートが余計なところに流れ出ないように型枠を設置し、コンクリートの強度を増すための鉄筋をいれます。
- 下地コンクリート・下地モルタル
街で見かける大きなミキサー車が運んでくれる生のコンクリート(生コン)を使い、固めたい部分、敷き詰めたい部分に流し込みます。生コンは短時間の内に硬化し、最後は固まります。
コンクリートはただ流し込んだだけでは、ひび割れや剥離を起こします。適した下地処理が行われていることが重要です。
- 仕上げ最終面
多くの場合、模様のない土間状に仕上げます。
土間コンクリートの場合、白っぽくツルっとしたコンクリート、無機質な表面に仕上がります。
メイク・プラスターは、もともと左官業の専門工事業ですから当然多数の舗装材も扱ってまいりました。
今でも、敷石・自然石・天然石・乱形石・平板石・レンガ・タイル・方形石・コンクリート製平板・インターロッキングの工事もお請けしております。これらも、基本的な施工手順は5段階の作業工程の順序です。
スタンプコンクリート工事の流れ
スタンプコンクリートも5つのステップにわかれます。そして、3段階目までは土間コンクリート工事と同様です。
1)地盤面の掘削残土処分
2)下地路盤の整地転圧
3)型枠・鉄筋メッシュ
4)スタンプコンクリート
まだ柔らかく、ドロドロ&ふんわりした状態の固まらない時の生コン表面に、色付けします。
そして固まり具合を見計らい、生コン表面に模様だし、つまりスタンプを押す加工をします。
まるでお菓子作りのように、生地に飾りを入れていくような楽しい作業です。
5)仕上げ表面
そして最後の工程手順は表面を保護し長持ちさせ、汚れにくくするためのコーティング剤を塗布します。これで完成となり、歩行や車の通行が可能となります。
土間コンクリート工事比較すると、4)の工程がたった一つだけ省略されていることになります。
しかし、実はこの1ステップが、施工時間の短縮はもちろん、費用を安くするのです。
スタンプコンクリートのご紹介動画で理解
メイクプラスターが実際に工事している様子、通常は2日間続ける施工現場での作業を様子を、撮影編集しております。
工事の準備から、生コンクリートの流し込み、完成まで、お施主様のご感想も見れます。
こちらは、業界関係者様向けの内容で、挿入音楽も一切ありません、専門用語を使い解説してます。
スタンプコンクリート施工後のメンテナンス
丈夫で美しさを保ちやすいスタンプコンクリートですが、将来的にはメンテナンスも必要です。
劣化の進行は、歩行量、車の通行量、日射時間などの条件によってかわりますが、およそ5年から10年を目安です。
歩行面:10年
車両通行面(タイヤ接地面が多い):5年から10年
カーポートの下、屋根のある面:10年以上
歩行車両通行頻度が多い場所:3年から5年
仕上げ表面を再コーティングするだけで、出来上がった当時のように美しさがよみがえるのも大きなメリットです。
スタンプコンクリートの欠点弱点デメリット
スタンプコンクリートは、おしゃれで耐久性が高い舗装材ですが、メリットばかりではありません。デメリットや注意点も知っておく必要があります。
スタンプコンクリートはその美しい見た目やデザイン性の高さから人気ですが、施工後に後悔するケースもあります。
スタンプコンクリートのデメリットに焦点を当て、メンテナンスの手間やひび割れの修繕、経年劣化による見た目の変化など、よくある問題点を詳しく解説しています。
これらのポイントを理解することで、後悔しないための選び方や対策を見つけ、長く満足できる施工を実現するためのヒントをお伝えします。
解体撤去、補修作業が困難
例えば、埋設給水管が破裂して地面を掘り返す必要がある場合、スタンプコンクリートは解体・補修が難しいというデメリットがあります。
本物の敷石やタイル、レンガは、一つ一つが独立したパーツ状になっているため、部分的に剥がしたり、交換したりすることが容易です。
しかし、スタンプコンクリートは、コンクリートを一体成型して模様をつけるため、部分的な解体・補修が困難です。
もし、一部を壊す必要がある場合は、大規模な工事が必要になり、費用も高額になる可能性があります。
百年後の趣、風情、風合い
スタンプコンクリートは、型押しによって石畳やレンガなどの模様を再現したものであり、本物の石畳が持つ、長い年月を経て形成された独特の風合いには及ばない部分があるかもしれません。
特に、ヨーロッパの街並みや中東の市場、日本の神社仏閣などに見られる石畳は、百年、あるいはそれ以上の歴史を持つものが多く、その表面には、風雨や人の往来による摩耗、苔の付着など、様々な要因によって生まれた独特の風合いがあります。
それは、人工的に再現することが難しい、まさに「時間の芸術」と言えるでしょう。
スタンプコンクリートで後悔? それ本当ですか
「スタンプコンクリート 後悔」というキーワードで検索する人がいるのは事実です。しかし、それは必ずしもスタンプコンクリートが悪いということではありません。
もしかしたら、情報不足や誤解によって、スタンプコンクリートに対する不安や疑問を抱いているのかもしれません。
そこで、「スタンプコンクリート 後悔」と検索する人が抱えているであろう疑問を解消し、本当に後悔しないための情報をお届けします。
後悔する原因1: 業者選びの失敗
スタンプコンクリートの施工品質は、業者の技術力に大きく左右されます。経験豊富な業者を選ばないと、仕上がりにムラができたり、ひび割れが発生しやすくなることも。
対策: 複数の業者から見積もりを取り、実績や評判をしっかり確認しましょう。施工事例を見せてもらうのも良いでしょう。
後悔する原因2: デザインのミスマッチ
スタンプコンクリートは、様々なデザインを表現できますが、周りの景観や建物の雰囲気に合っていないと、ちぐはぐな印象になってしまうことも。
対策: 施工前に、サンプルや完成イメージ図などで、しっかりと確認しましょう。周りの環境との調和も考慮することが大切です。
後悔する原因3: メンテナンス不足
スタンプコンクリートは、定期的なメンテナンスが必要です。適切なメンテナンスを行わないと、色あせやひび割れが発生しやすくなります。
対策: 定期的な清掃や、コーティング剤の塗布など、適切なメンテナンスを行いましょう。業者にメンテナンスを依頼することもできます。
後悔する原因4: コストの誤算
スタンプコンクリートは、初期費用が安いと思われがちですが、下地処理やメンテナンス費用などを考慮すると、予想以上に費用がかかることも。
対策: 施工前に、総費用をしっかりと確認しましょう。長期的な視点でコストを考えることが大切です。
後悔しないためのポイント
●信頼できる専門業者を選ぶ
●周囲の環境に合ったデザインを選ぶ
●適切な保守メンテナンスを行う
●コスト費用をしっかりと把握する
スタンプコンクリートで後悔する人を減らし、理想の空間づくりに役立つことを願っています。
スタンプコンクリート、失敗しない為の施工業者の上手な探し方
「スタンプコンクリートを使ってアプローチを家の外観と合わせたデザインにしたいけれど、どこに頼めばいいのかしら……?」
そうお困りの方に、スタンプコンクリート施工業者の上手な探し方をご紹介します。
三重県鈴鹿市を中心に、愛知県名古屋市や三重県津市といったエリアでお探しでしたら、もちろん当社「メイク・プラスター」にどうぞ!!交通費を頂戴しますが、その他エリアにも参ります!
「スタンプコンクリート工事」は、土木・建築を含めた「建設業」の一部です。建物の大きさや種類によって利用される工法や材料、設備が変わるため、それぞれに「専門業者」が存在します。
戸建てであれば、新築工事・改修工事・増築工事・修繕工事・リフォーム工事…といった分類があり、最近ではリノベーション工事が注目されています。
しかし、新築だろうと、リフォームだろうと工事に違いがあっても「工事」をする事には何ら変わりはないです。そのような各種工事現場での実務的な作業を生業にしているのが私たちのような専門工事業者です。
建設工事には欠かすことのできない材料素材、「コンクリート」「セメント」「モルタル」が使われ、敷き詰められ、固められ、使われる、そこに関わるのがコンクリートを扱える外構エクステリア工事業・左官工事業です。
コンクリート打設専門工事業者の中でも、型枠工事を得意とする会社、地盤強化工事を得意とする会社などに分かれます。
・「エクステリア・外構工事」全般についての造詣があること
・もともとから職人系であり、特にコンクリートやセメントモルタルの扱いに長けた専門業者
・型や色などの選択肢の豊富さと組み合わせの自由度が高いこと
この3点をチェックポイントに、実際の施工現場や完成物件を見せてもらって比較してください!
スタンプコンクリート施工実績22年 三重県の施工業者【株式会社メイク・プラスター】のご紹介
最後に、私たち株式会社メイク・プラスターのご紹介をさせてください!
私たちメイク・プラスターは、三重県鈴鹿市で創業から62年にわたり、外構・エクステリア・左官工事に取り組む専門工事会社です。
私は、工事歴28年の職人で、1級左官技能士・1級エクステリアプランナーの荻野勝幸と申します。2000年に本場アメリカで学んだスタンプコンクリートの技術を日本に持ち帰りました。現地視察だけでなく、本場のプロから研修を受け、日本の環境に合う資材を見つけるための調査分析も行いました。当時は建設業界内でさえ、ほとんど知られていませんでした。インターネットを検索しても出てくるのはほんの数ページ。
それから二十数年、日本国内ではほとんど知られていなかったベース素材のセメントやコンクリートに応用を利かせた商品素材「スタンプコンクリート」を利用した外構工事の実績数を伸ばし続けています。
メイク・プラスターの 工事実績をさらに知りたい方はこちら
個人のお客様から店舗やビル、商業施設や公的施設まで、「駐車場・玄関・アプローチ・通路・車路」などの外構エクステリアを中心に、コンクリート・モルタル素材を設計施工で取り入れたご提案・工事提供をしています。
・オリジナリティのあるデザインを追求したい
・短い工期で、確実に工事を進めてほしい
・今の悩みを解決するにはどれくらいの費用が掛かるか相談したい
こんなご要望に、的確なアドバイスと計画判断作業、高品質な工事でお応えします!
まずはお気軽にお電話・お問い合わせフォーム・無料の資料請求までお問い合わせください!
【全国のスタンプコンクリート工事施工業者様へ】
お疲れ様です、こちらのスタンプコンクリート解説ページはリンクフリーです!
よろしければ各地のスタンプコンクリート施工業者として、お客様の役に立つリンク集を作成したいと考えています。ぜひリンクの際はご一報ください!
以上ですが、この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
執筆者:株式会社 メイク・プラスター 専務取締役 荻野勝幸 1級左官技能士、1級エクステリアプランナー