近頃の攪拌機は、粒径5㎜の左官砂を使っても楽に練れるようになりました
2013/12/08
こんにちは、スタンプコンクリート職人・メイクプラスターの荻野です。
電動工具であります、攪拌(カクハン)機のお話なのですが、実地検証した動画と一緒にご紹介したいと思います。
甲高いモータの音が出ます。
攪拌機は字のごとく、材料を練り混ぜてカクハンする電動工具でして、手で練る事もなく、またミキサーも使うこともなく、比較的少量の材料を作り上げる為に弊社では、なくてはならない必需品でございます。
主に左官用のプレミックスモルタルの調合から、タイル張りの材料作りで使用しているのですが、たまに現場で左官砂(粒径骨材5㎜)程度の砂を混ぜ合わせて作るモルタルが必要になる時があり、そんな時にも活躍してくれるのがカクハン機くんなんです。
もちろん手練りでもモルタルは作る事が出来るのですが、何かとしんどいのと、ミキサーで練り混ぜる程の量もいらないので、攪拌機を使ってしまうのです。
一昔前の撹拌機でも作れる事は出来たのですが、モーターに高負荷がかかり、攪拌機がお亡くなりになられる事もありました。
しかし、現在ではパワーやモーターの回転力も向上しているので楽に練れます。ただ長期間使うとカクハン機の芯振れがありますので、マメに整備はしたいところであります。
攪拌機は、骨材の入った無機系の材料作りから、粘性を持つ有機系の材料までと幅広く活躍する工具なので、塗装業者さんや防水工事業の大変多くの工事業者の方に使用されている電動工具でもあるんです。