外構庭エクステリア分野での「資材、材料、道具、工具」の違いを教えてください
「資材」「材料」「道具」「工具」は、いずれも外構工事を作り出すために必要なものという意味ですが、それぞれに微妙な違いがあります。
「資材」は、広い意味で、外構全てを作り出すために必要なすべてのものを指します。
例えば、重機バックホー、ダンプカー、プレート転圧の機械や工事用の車両などが挙げられます。
「材料」は、物事の基となる素材や原料を指します。例えば、石材、コンクリート二次製品、アルミ製品。粉体セメント、左官砂、砂利は単体として、又はそれらを混ぜ合わせた物になる、モルタル、生コンクリートなどが挙げられます。
「道具」は、手で持って作業をする際に使用するものを指します。例えば、左官ごて、ハンマー、ノコギリ、鉄筋切り、スコップ、一輪車などが挙げられます。
「工具」は、機械や電気を使って作業をする際に使用するものを指します。電動工具ともいわれます。例えば、穴あけドリル、電動丸鋸、グラインダー、ハンマードリル、電動ドライバー、電気ノコギリなどが挙げられます。
なお、これらの言葉は厳密に区別されるわけではなく、使い方によっては重複することもあります。
例えば、砂やセメントは「資材」であり「材料」でもあるし、ハンマーは「道具」であり「工具」でもあるのです。
以上ではございますが、ご参考にしていただけますと幸いでございます。